出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2023年6月4日 (日)
世良田東照宮（せらだ・とうしょうぐう）は、群馬県太田市世良田町（上野国新田郡）の徳川家ゆかりの地にある東照宮。郷社。別当は上野・長楽寺。
歴史
- 1639年(寛永16年)：天海、長楽寺を再興し天台宗に改宗（東照宮ウェブサイト）
- 1642年(寛永19年)頃：東照宮創建。社殿は日光東照宮から移築されたものという。同年銘の後水尾天皇下賜の「東照大権現」額がある。（日本歴史地名大系）
- 1644年(正保1年)10月11日：正遷宮（享保十七年東照宮由緒書）
- 1648年(慶安1年)：徳川家光、神領200石を長楽寺に寄進（朱印状）。
- 1714年(正徳4年)9月：本殿修復（棟札）。
- 1736年(元文1年)9月17日：本殿修復（棟札）。
- 1763年(宝暦13年)12月5日：本殿修復（棟札）。
- 1777年(安永6年)9月29日：本殿修復（棟札）。銅瓦葺を葺替。
- 1796年(寛政8年)12月1日：本殿修復（棟札）。
- 1844年(弘化1年)9月3日：本殿修復（棟札）。
- 1875年(明治8年)3月：東照宮、長楽寺から分離独立[1]。
- 1879年(明治12年)：郷社に列格。（日本歴史地名大系）
- 1964年(昭和39年)：拝殿修復（日本歴史地名大系）
- 1909年(明治42年)：周辺神社を合祀[2]。
- 1937年(昭和12年)3月4日：落雷。普光庵跡発見。（日本歴史地名大系）
資料
- 「享保十七年東照宮由緒書」
- 「世良田村絵図」：年月日未詳
- 「上毛新田世良田略絵図」：1845年(弘化2年)
