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佐佳枝廼社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年5月8日 (日)

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佐佳枝廼社の全景。社殿は2階部分にある。

佐佳枝廼社(さかえのやしろ)は、福井県福井市大手の福井城跡にある東照宮県社。祭神は結城秀康・徳川家康・松平慶永。相殿に土屋正明・永見長次・吉田義寛を合祀する。領主奉斎神社越前東照宮福井東照宮。近くに福井神社がある。


  • 1628年(寛永5年)12月:徳川家康を祀り創建。福井・神明神社の近く。別当の天台宗瑠璃光寺も同時に創建。
  • 1629年(寛永6年):300石寄進。
  • 1669年(寛文9年):焼失。
  • 1670年(寛文10年):三の丸清水御門内に再建。
  • 1873年(明治6年):結城秀康の霊社を創建。
  • 1873年(明治6年)7月20日:松平春嶽が佐佳枝廼社と命名した。
  • 1874年(明治7年):佐佳枝廼社を東照宮に合祀。以後、佐佳枝廼社と称する?
  • 1881年(明治14年)3月29日:県社に列格した。
  • 1891年(明治24年)11月11日:松平春嶽を合祀した。相殿神も合祀。
  • 1896年(明治29年):藩作事所跡地に遷座。
  • 1908年(明治41年)8月:神饌幣帛料供進神社に指定。
  • 1940年(昭和15年):松平春嶽50年式年祭。昭和天皇、勅使を遣わす。
  • 1943年(昭和18年):佐佳枝廼社から分霊を招いて福井神社を創建。
  • 1945年(昭和20年)7月19日:福井大空襲で被災。
  • 1948年(昭和23年)6月28日:福井地震で被災。
  • 1949年(昭和24年):三井家祖霊社旧社殿を移築して拝殿とした。
  • 1955年(昭和30年):コンクリート造社殿で再建。
  • 1989年(平成1年)3月:再開発着工
  • 1992年(平成4年)4月17日:新社殿竣工。


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