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徹心寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年5月6日 (水)

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徹心寺(てっしんじ)は兵庫県神崎郡神河町福本にある池田家ゆかりの日蓮宗寺院。播磨福本藩主池田家の菩提寺。同家は徳川家康の血を受け継ぎ、松平家の家名も持った。旗本の時代も長かったが、幕末には1万573石の大名になり、明治時代に男爵となった。法華宗陣門流。山号は一関山。

歴史

1665年、播磨・青蓮寺の積善院日林が同家2代(初代福本藩主)の池田政直(1663-1665)に招かれ創建。 寺名は同家初代(山崎藩主。鹿野藩主)の池田輝澄(1604-1662)の法号「大雲院殿一関徹心大居士」に由来する。 茅葺の山門(1838年再建)と本堂(1762年再建)がある。 池田家福本墓地には初代から8代までが葬られている。

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