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桑実寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年11月19日 (月)

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桑実寺(くわのみでら)は、滋賀県近江八幡市安土町(近江国蒲生郡)にある天台宗寺院。本尊は薬師如来観音正寺の登山口にある。通称は桑峯薬師桑峰薬師桑峯薬師)。山号は繖山。

歴史

「白鳳六年」に定慧が創建したと伝える。『桑実寺縁起』によると阿閇皇女(元明天皇)が病床は夢中で湖の上に七つの光を見る。定慧の占いで湖岸に七光寺(不詳)を建て法会を行うと皇女の病気が平癒した。そして薬師如来が出現し、繖山に飛来。そこに精舎を建てたという。

中世、佐々木氏(六角氏)の庇護を得た。1232年(貞永1年)、弁円東福寺開山)が入寺。1360年(正平15年/延文5年)には寂室元光(永源寺開山)が滞在していた。1531年(享禄4年)、将軍足利義晴が武佐長光寺を経て桑実寺に入り、3年間滞在。仮幕府の様相を呈したという。

1568年(永禄11年)9月、織田信長は将軍足利義昭を岐阜から桑実寺子院の正覚院に招いた。

子院として正寿院・千光院・詮量坊・大乗坊・本教坊・善行坊・円照坊・教専坊・徳乗坊・成就坊・正覚院・中之坊・真性坊・密蔵坊・宝泉坊・智教坊・実光坊・上善坊・大蔵坊があったが、正寿院・千光院・宝泉坊・正覚院(移転)のみが現存。

(日本歴史地名大系)

http://shinden.boo.jp/wiki/%E6%A1%91%E5%AE%9F%E5%AF%BA」より作成

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