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満月寺浮御堂
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年11月10日 (火)
満月寺浮御堂は、滋賀県大津市本堅田の満月寺にある阿弥陀堂。千仏閣ともいう。(参考:同名寺院浮御堂)
康保年間(964-968)、源信が自作の阿弥陀仏一千体を祀り創建したと伝える。 大徳寺の湘南宗沅や大岫宗般らが復興。満月寺の成立と具体的にどういう関係なのか不明。 京都御所の桜町天皇の能舞台を下賜されて再建されたという。 1934年(昭和9年)、室戸台風で倒壊。1937年(昭和12年)再建。
なお、浄土宗西山派の光明寺は、法然の勧めで熊谷直実が堅田浮御堂の本尊の阿弥陀如来を遷座して建てた仏堂に始まると伝える。 (日本歴史地名大系ほか)