ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
薩摩・興国寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年3月29日 (日)
興国寺は鹿児島県鹿児島市冷水町(薩摩国鹿児島郡)にある曹洞宗寺院。本尊は釈迦如来。豊州島津家の菩提寺。山号は太平山。(参考:同名寺院興国寺)
歴史
1496年(明応5年)(または1497年(明応6年))、福昌寺8世の泰雲守琮(1433-1501)が島津忠昌(1463-1508)に招かれ、稲荷町の地に創建。1508年(永正5年)、同地に大興寺が創建されることになり御厩に移転。 琉球使節の宿所としても使われた。1602年(慶長7年)、鹿児島城の築城と共に冷水町に移転。1632年(寛永9年)島津光久が再興。 1863年(文久3年)、薩英戦争の兵火で被災。1869年(明治2年)に廃絶した。 (日本歴史地名大系ほか)