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オエド御嶽山遥拝所
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年1月22日 (火)
オエド おえど | |
概要 | 木曽御嶽山の遥拝所。 |
奉斎 | |
所在地 | 長野県木曽郡木曽町 |
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オエド御嶽山遥拝所は、福島宿(木曽福島)から木曽御嶽山に向かう道中、黒沢方面と王滝方面との分岐点にある遥拝所。
丸山平八郎(松尾講祖、広徳霊神)が1862年(文久2年)に鳥居を建立(『三岳村誌 上巻』833-4)。1869年(明治2年)、鳥居建設問題が起こる。1869年(明治2年)7月、丸山平八郎が建立した鳥居が壊れているので、多摩郡柚木村木村勝右衛門らによって再建された。しかし、黒沢口有利に建てられたことから、王滝村が反発し、鳥居建設を表明し争論となった。上松村の神職の仲介で和解して、1871年(明治4年)に石標を建てることで決着した。
順明の像を祭った順明堂がある。
ちなみにオエドの地名は以仁王を祀った御影堂(おえど)があったことに由来するという。(『御嶽の歴史』257-258)
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参考文献
- 木曽御嶽信仰#参考文献を参照。