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サンタマリアマッジョーレ大聖堂
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年10月7日 (土)
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂は、ローマにある、聖母マリアを記念するカトリックの大聖堂。ローマの四大聖堂で最後に建設された。ローマの七大巡礼聖堂の一つでもある。 アヴィニョンから帰還した教皇が一時御所とした聖堂でもある。また幼子イエスを横たえた木製まぐさ桶の一部とされる聖遺物が奉安されている。古代教会バシリカ建築構造を残す唯一の遺構。
358年8月4日未明、貴族ヨハンネスとその妻の夢枕に聖母マリアが現れ、教会を建てるべき場所を教えると告げた。またこの夢はローマ司教(教皇)リベリウスも同時に見ていた。そこで彼らは協力して教会を建てたという。のち5世紀前半、現在地に移して司教シクストゥス3世が建て直したらしい。
伽藍
- バオリーナ礼拝堂
- システィーナ礼拝堂
- 洗礼堂 ヨハンネス墓
- 地下祭室
画像
参考文献
- 浅香正監修『季刊文化遺産17 ローマ古寺巡礼』