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ダージリン
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年11月24日 (土)
ダージリン(Darjeeling)はインド共和国西ベンガル州北部にある都市。ヒマラヤ山脈南東麓の標高2248mにある。シッキム州州都ガントク(シッキム王国の首都)の南西45kmに位置し、王国領だった。ネパール国境から東に10km余り、ブータン国境から西に60kmという位置にあり、両国やシッキム州と同じくチベット仏教圏に含まれる。地名はチベット語で「雷の町」を意味するという。英植民地時代に避暑地として開発され、夏の州都とされたこともある。1902年にはチベットを追われた河口慧海が滞在した。カンチェンジュンガ山やエベレスト山を望むことができる。紅茶の産地として有名。東40kmにカリンポンがある。
一覧
- ディルダム寺院:ヒンドゥー教寺院。
- グーム寺院:チベット仏教ゲルク派の寺院。1850年創建。高さ5mの弥勒菩薩像がある。イガチョリン寺院。
- 亡命サンガチューリン寺:チベット仏教寺院。
- ブティアブスティ寺院:チベット仏教カギュ派の寺院。1879年創建。1930年代の地震で被災。『死者の書』の原本を所蔵。