出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2016年6月24日 (金)
仏光寺(ぶっこうじ)は、中国山西省の五台山にある、中国最古級の木造建築の本堂を擁する寺院。北魏の孝文帝の時代に創建。孝文帝が仏の光の瑞祥を見たという伝説から名付けられたという。唐の中期には高さ32メートルの弥勒大閣が建てられた。唐の武宗による会昌の廃仏により破壊された。2年後に再建を始め、大中11年(857)に竣工したのが現在の本堂(東大殿)である。1943年2月1日夜に火災が発生したが、消し止めることができた。唐代の釈迦如来像などを祀る。(参考:同名寺院仏光寺_(同名))