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五台山・尊勝寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2016年6月24日 (金)

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尊勝寺は、中国山西省の五台山にある文殊菩薩が出現したとされる地にある寺院。インド僧の仏陀波利ゆかりの寺院。五台県城から13キロ、五台山の南西29キロのところにある。思陽嶺の山中にあり、頂上には民国21年(1932)建立の万蔵磚塔がある。唐の儀鳳元年(676)、北インド出身の僧侶仏陀波利は、文殊菩薩が住む山が中国にあると聞いて五台山の近くまでやってきた。文殊菩薩に出会えることを願って祈ると、一人の老人が現れ、「インドにある『仏頂尊勝陀羅尼経』を持ってきたか」と問われ、「持ってない」と答えると、老人は「インドに戻って経典を求め、中国で広めよ。ならば文殊の元に案内しよう」と語り、姿を消した。インドに戻って経典を得た仏陀波利は、再び中国に渡り、順正という僧侶とともに漢訳した。そして五台山に登り、金剛窟に入って、二度と出ることはなかったという。最初に出会った老人こそ文殊菩薩の化身であり、その場所に尊勝寺が建てられたという。仏陀波利は文殊菩薩の眷属となったとされ、「五台山文殊」像では五尊の一つとして表現される。(参考:同名寺院尊勝寺

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