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北海道・伊達神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年7月29日 (月)
伊達神社(だて・じんじゃ)は北海道伊達市末永町にある鹿島信仰の神社。祭神は武甕槌命・経津主命・幸御魂命・伊達邦成命・田村顕允命。郷社。伊達家の霊社であり、領主奉斎神社ともいえる。旧称は鹿島国足神社。(参考:同名神社伊達神社)
歴史
1869年(明治2年)、亘理伊達家の伊達邦成(1841-1904)が明治政府から北海道有珠郡の開拓を命じられた。1873年(明治6年)開拓地の鎮守として幌美内に亘理の鹿島天足和気神社の分霊を祀った。1876年(明治9年)、大規模な遷座大祭を執行。祭主を伊達邦成、副祭主を家老田村顕允(1832-1913)が務めた。鹿島国足神社と称し、郷社となった。1908年(明治41年)、市街地となった鹿島町に遷座。1935年(昭和10年)9月、伊達邦成と田村顕允を合祀した。1973年(昭和48年)、現在地に遷座。翌年、伊達神社と改称した。(日本歴史地名大系)