出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年7月2日 (火)
神光院は京都吉田にあった臨済宗寺院。本尊は阿弥陀如来。廃絶。神龍院や神恩院と共に吉田家の菩提寺。吉田兼熙(1348-1402)の位牌所。吉田神社の近くにあった。神光寺とも。
歴史
吉田兼熙が創建し、没後、その菩提寺となったという。
吉田兼倶の子の周簾が住した。
江戸時代には境内に兼熙を祀る神光霊社があった。
瑞巌寺中興の雲居希膺(1582-1659)が一時いたらしい。妙心寺末か。
天理図書館吉田文庫に「神光院什物牒」が伝わる。