吉田松陰墓

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2022年8月21日 (日)

東京都世田谷区若林にある吉田松陰の墓。東京・松陰神社にある。

一覧

• 吉田松陰墓（1830-1859）：
• 頼三樹三郎墓（1825-1859）：京都出身の儒学者。頼山陽の子。尊王攘夷を唱えた。安政の大獄で刑死。1863年(文久3年)1月、吉田松陰と同時に小塚原回向院から改葬。
• 小林良典墓（1808-1859）：鷹司家諸大夫。関白鷹司政通に勅許不可を説いた。安政の大獄で刑死。小林民部。1863年(文久3年)1月、吉田松陰と同時に回向院から改葬。
• 来原良蔵墓（1829-1862）：山口藩士。木戸孝允の義弟。公武合体派の長井雅楽に同調したと批判されて自刃。1863年(文久3年)1月、吉田松陰改葬の数日後に青松寺から改葬。
• 福原信冬墓（1837-1863）：山口藩士。久坂玄瑞と共に脱藩。古河藩兵に襲撃され、自刃。福原乙之進。1863年(文久3年)11月、埋葬。
• 綿貫直秀墓（1836-1864）：山口藩足軽。禁門の変で江戸藩邸が没収された時に自刃。綿貫次郎助。綿貫次郎輔。1868年(明治1年)埋葬。
• 長州藩邸没収事件関係者慰霊碑：1868年(明治1年)建立。48人の名を刻むが、事件に関係した死者は45人という。防長回天史では犠牲者は51人とする。
• 来原治子墓（?-1875）：来原良蔵妻。和田家。春子とも。
• 野村靖墓（1842-1909）：子爵。内務大臣、逓信大臣。遺言により吉田松陰墓域に埋葬。
• 野村靖夫人墓（）：名前不詳。1911年(明治44年)埋葬。
• 中谷正亮墓（1828-1862）：山口藩士。吉田松陰と共に江戸に遊学。1868年(明治1年)青松寺清岸院から改葬。
• 長藩第四大隊戦死者招魂碑：1904年(明治37年)桂太郎が建立。