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嘉義市忠烈祠
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2013年1月25日 (金)
嘉義市忠烈祠 かぎし ちゅうれつし | |
概要 | 嘉義市の忠烈祠。国幣小社嘉義神社跡地に位置する。社殿が近代的なタワーとなっている。 |
所在地 | 嘉義市公園街46号 嘉義公園 |
種別 | 地方忠烈祠 |
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嘉義市の忠烈祠。入祀烈士は94員である(2010年現在。資料B)。戦後の民国35年(1946年)、植民地時代の国幣小社嘉義神社の跡地に社殿を流用して創建された(資料B)。神社建築が継続して使われていたが、民国83年(1994年)4月24日、火災により焼失(資料C)。民国87年(1998年)10月2日、新社殿が造営されたが射日塔という巨大な塔となった(資料A)。
嘉義市市街地の東部の嘉義公園に位置する。地方政府管理の忠烈祠のなかでは中型のものであるが、建築様式がもっとも特異なものである。射日塔は阿里山の神木をイメージしたもので、原住民の射日神話に由来するものであるという。忠烈祠は1階にあり、屋上にはレストランがある。一方で参道は神社時代の面影を残している。春祭は3月29日の革命先烈紀念日に行われ、秋祭は9月3日の軍人節(日中戦争日本降伏日)に行われている(資料C)。
(資料A:ウェブサイト国防部後備司令部『祠祀葬〓』[1](2011/05/02閲覧)、資料B:内政部資料2011年1月「忠烈祠祀概況」、資料C:蔡錦堂2008「褒揚及忠烈祠祀栄典制度之研究」)