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帯広神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年11月15日 (木)
帯広神社(おびひろ・じんじゃ)は、北海道帯広市東三条南(十勝国河西郡)にある開拓三神信仰の神社。祭神は大国魂神・大那牟遅神・少彦名神。札幌神社の分社。県社。別表神社。十勝護国神社が隣接する。帯廣神社。
歴史
1894年(明治27年)9月23日に帯広村に祀り祭礼で競馬を行ったのが帯広神社の起源という。当初は現在の東八条南6丁目にあったカシワの巨木に天照大神の紙札を貼り付け祀っただけだったともいう。翌年、市街地の南東に競馬場に競馬場が造成され、その隣接地に祠を建てた。現在の東二条南12丁目の地という。
1909年(明治42年)、現在地に遷座。翌年、北海道庁に公認申請し、札幌神社の分霊を祀ったという。1911年(明治44年)無格社。1912年(大正1年)、十勝神社の荒井重矩が神職となった。1918年(大正7年)郷社。1930年(昭和5年)9月県社。1976年(昭和51年)神社本庁の別表神社となる。 (日本歴史地名大系、神道史大辞典)