弾誓旧跡

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2019年8月19日 (月)

弾誓（たんぜい）（1552-1613）は、近世の念仏行者。浄土宗捨世派の僧とみなされ、天台宗僧侶ともみなされる。佐渡で阿弥陀如来から仏頭を授与されたという。京都の古知谷・阿弥陀寺など多くの寺院を開く。古知谷で即身仏となった。従来の天台宗や浄土宗の枠には収まらない（逸脱した？）教義を唱えたらしい。後世には弾誓流高声念仏の開祖とみなされた。

略歴

一覧

• 阿弥陀寺：岐阜県関市。佐渡に渡る前の旧跡という。
• 佐渡
  • 佐渡・常念寺：新潟県佐渡市。正式な僧侶となる。
  • 岩屋口の岩窟：新潟県佐渡市。
  • 光明仏寺：新潟県佐渡市。
  • 山居の池：新潟県佐渡市。
  • 檀特山：新潟県佐渡市。お堂があったが廃絶
  • 佐渡・弾誓寺：新潟県佐渡市。
• 信濃
  • 諏訪・阿弥陀寺：長野県諏訪市。徳本や山崎弁栄も来訪
  • 信濃・弾誓寺：長野県大町市。曹洞宗。
  • 飯田・阿弥陀寺：
  • 信濃・正念寺：長野県松本市寿中。昌念寺。浄発願寺末。
  • 雲照院：雲上院。
  • 念来寺：
• 箱根・阿弥陀寺：神奈川県足柄下郡箱根町。奥の院もある。
• 浄発願寺：神奈川県伊勢原市。天台宗。奥の院もある
• 古知谷・阿弥陀寺：京都府京都市左京区：墓所。即身仏。