出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年10月15日 (日)
京都府京都府右京区北嵯峨朝原山町にある後宇多天皇の陵墓。
後宇多天皇は、生前から大覚寺北側に寿陵として八角円堂を建立し、五輪塔を設置して、「蓮華峰寺」と命名した。江戸時代には、宝形の法華堂となっていた。文久の修陵に際して、拝所が整備され、外堤が造営された。(文久山陵図227)
1865年(慶応1年)5月5日、修陵の奉告。1905年(明治38年)、隣接する国有林を編入。2002年(平成14年)時点で、陵域内に21基の古墳が確認されている(陵域外にも数基ある)。