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徳正寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年8月10日 (水)

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徳正寺は京都府京都市下京区徳正寺町にある浄土真宗寺院。寛正の法難以後、近世まで親鸞の墓を守ったと伝わる。 真宗大谷派

歴史

蓮如の弟子の願知(1439-1527)を開山とする。 願知は俗名を井上遠仲といい、越前国新井の武士であったが、蓮如に帰依して出家。 1465年の寛正の法難で初期本願寺(大谷廟堂)が焼かれ、蓮如が御影像を奉じて近江に去った後、大谷の旧地に残された親鸞の墓を守り、1486年坊舎を建てたと伝わる。 6世善了の時に寺号を称して勝久寺とした。のち徳正寺と改称した。 二条猪熊を経て現在地に移転した。

豊臣秀吉から陣太鼓を拝領したと伝え、諸国本願寺末寺の太鼓設置の免許を発行していたという(京町鑑)。 1922年11月に親鸞蓮如教如の遺骨を奉安する「御遺骨堂」(六角堂)を建立した。


『大谷本願寺通紀』[1][2] 『本廟物語』 『日本歴史地名大系』 「大谷本廟沿革考」[3] 『越前人物志』[4] 『集古雑編』[5]

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