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敷香神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年3月2日 (月)
敷香神社(しすか・じんじゃ)は、樺太庁敷香支庁敷香郡敷香町宮通にあった伊勢信仰の神社。祭神は天照皇大神。県社。北海道・樺太の神社。廃絶。
1910年(明治43年)8月23日、敷香の住民が神社創建を決定。1911年(明治44年)7月29日、竣工。30日、鎮座祭を行い、伊勢神宮から下付された特別祈願のもの(神札?)を御霊代とした。1921年(大正10年)8月1日、神社創立許可。
1940年(昭和15年)12月28日、県社列格(『樺太要覧 昭和17年』)。『神道史大辞典』に記載の列格年は創建年を誤ったものか。1945年(昭和20年)8月以降に樺太神社に奉遷(「樺太日記」)。9月3日、御霊代が樺太神社などの御霊代と共に樺太護国神社境内で焼納されたと思われる(『樺太の神社』)。
(『樺太の神社』)