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東本願寺ロサンゼルス別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年6月20日 (火)
東本願寺ロサンゼルス別院(ひがしほんがんじ・ろさんぜるす・べついん)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市にある浄土真宗寺院。真宗大谷派。東本願寺の別院。羅府別院。
- 1904年(明治37年):羅府仏教会本部設立が起源。当時、浄土真宗本願寺派開教使であった泉田準城は、在住日本人の要望に応え各宗共通の仏教会として設立し、同地で最初の仏教寺院を建てた。
- 1918年(大正7年):日系人街が拡大し、他の仏教会との軋轢が生じる中で、宗派と断絶。
- 1920年(大正9年):泉田は私財を東本願寺に寄進し、真宗大谷派布教所の設置を請願した。これを承認し、同年、布教所を設置して泉田を布教監督事務取扱に任命した。
- 1921年(大正10年)6月:羅府別院(ロサンゼルス別院)となった。
- 1926年(昭和1年):羅府仏教会時代から移転を繰り返していたが、ノースモット街にひとまず落ち着いた。
- 1941年(昭和16年):戦時中、閉鎖を余儀なくされたが、戦後、日系人帰還の拠点となった。
- 1976年(昭和51年):リトル東京の再開発に伴い、現在地に移転した。
参考文献
- 木場明志監修、2012『別院探訪』真宗大谷派宗務所出版部