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比木神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年9月2日 (土)

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比木神社(ひき・じんじゃ)は宮崎県児湯郡木城町椎木にある百済王族の福智王を祀る神社。祭神は大己貴命三穂津姫命素盞嗚命櫛稲田姫命事代主命・福智王。別当は真言宗長照寺だった。本地仏は正観音。福智王は660年の百済滅亡時に、父の禎嘉王と共に日本に亡命した百済の王族。古代の史書にはみえず系譜はあきらかでない。神社の南東180mに福智王墓がある。父を祀る神門神社、弟を祀る日向・伊佐賀神社、母を祀る鴫野大年神社に渡御する神事が有名。郷社。比木大明神渡来氏族関連旧跡

歴史

  • 852年:神社創建。
  • 1556年:この年の文書に神領が記されている。
  • 江戸時代:高鍋藩主秋月家の氏神とされた。
  • 1669年12月:焼失
  • 1671年6月:再建
  • 1690年:6代藩主秋月種政が再建
  • 安永初年:7代藩主秋月種茂は雨乞い祈願のために炎天下に裸足で自ら参拝して祈願。帰る途中に雨が降ったという。
  • 1792年:高山彦九郎が参拝
  • 1797年:8代藩主秋月種徳、参拝
  • 1871年:別当長照寺が廃絶

(『日本歴史地名大系』)

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