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熊本藩招魂社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年8月11日 (日)
熊本藩招魂社(くまもとはん・しょうこんしゃ)は、京都霊山護国神社の霊山官修墳墓内にある熊本藩の維新志士ら18柱を祀る招魂社。官祭招魂社。1870年(明治3年)3月、熊本藩主細川韶邦が宮部鼎蔵らの神霊を祀って創建。明治百年の1968年(昭和43年)に河上彦斎、樋口良好、堤義次を、1986年(昭和61年)に横井小楠を合祀した(1986年(昭和61年)10月設置の現地解説板)。社殿は簡素な切妻造の祠。1870年(明治3年)9月の銘がある「各名招魂碑」と河上、樋口、堤、横井の神霊碑などがある。
1911年(明治44年)『靖国神社誌』記載の1870年(明治3年)9月創建(現地解説板と食い違う)の「京都愛宕霊山招魂社」、『もりのしげり』記載の「霊山官祭招魂社 第九社」、「招魂社調」記載の「霊山熊本招魂社」に該当すると思われる。
- 「霊明神社神名帳」『幕末勤王志士と神葬』240頁:15人の名前あり