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狭野神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年5月18日 (木)
狭野神社(さの・じんじゃ)は、霧島山麓の宮崎県西諸県郡高原町(日向国諸県郡)にある、神武天皇を祀る神社。県社。宮崎神宮別宮。神社本庁別表神社。宮崎神宮の西43kmに位置する。霧島六社権現の一つ。別当は神徳院。
孝昭天皇の時代、神武天皇の生誕地(皇子原神社)に建てられたが、霧島噴火により、遷座を繰り返して現在地に遷座した。1873年(明治6年)県社に列格。1907年(明治40年)宮崎宮(宮崎神宮)から旧殿を拝領して同年5月に遷座祭。1915年(大正4年)6月、宮崎神宮の別宮に指定された(同時に県社格はなくなった)。戦後は独立の神社となるが、「宮崎神宮別宮」の格式はそのまま使われている。
資料
- 「狭野神社ヲ官幣社ニ昇格請願ノ件」[1]