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皇軍神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年3月18日 (月)

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皇軍神社は鹿児島県鹿児島市にあった神社。祭神は武甕槌神経津主神楠正成、島津忠久、島津忠良、島津貴久、島津義久、島津義弘、島津斉興、島津斉彬。領主奉斎神社幕末維新期人物旧跡

歴史

1870年(明治3年)11月、鹿児島藩知政所が「御軍神社」の創建を命じ、「皇軍神社」と社号を改め、12月10日、軍務局の隣に鎮座した(『鹿児島県史』に「三年十一月知政所の達を以て、御軍神社の改造に当り、改めて武甕槌神、経津主神、楠正成及び島津家の忠久・忠良・貴久・義久・義弘・斉興・斉彬の十座を祭神として皇軍神社と社号を改め、翌十二月十日に御遷座祭を執行し、新たに軍務局隣に遷したのである」[1]とある)。

祭神のうち、楠正成は石谷村(鹿児島市石谷町)にあった有馬新七創建の楠公社を遷座合祀したものという。正成像は1877年(明治10年)に宮之城に遷座した(鹿児島・楠木神社)。

1898年(明治31年)時点には練兵場に現存していたらしいが祭神が変わっている(同年の『薩隅日地理纂考』に「皇軍神社 奉祀 武甕槌命、経津主命、倭建命 此他の数坐略す。諸所に遷坐ありて今城下練兵所の中に在り。島津斎興新建す。祭日二月十一月初申日とす」[2]とある)。

その後の沿革は明らかではない。

http://shinden.boo.jp/wiki/%E7%9A%87%E8%BB%8D%E7%A5%9E%E7%A4%BE」より作成

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