磐坂市辺押磐皇子墓

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2023年12月3日 (日)

滋賀県東近江市市辺町にある磐坂市辺押磐皇子の墓。皇室治定墓。磐坂市辺押磐皇子は履中天皇の皇子で、顕宗天皇、仁賢天皇、飯豊青皇女の父。即位説もある。現在地は古保志塚と言われていたところで、1875年に3カ所の中から治定された。 佐伯部売輪墓もある。

	佐伯部売輪墓

資料

• 大野美庭『市辺之押歯之皇子御陵考』：1829年(文政12年)。『淡海国旧地考』より。滋賀県立図書館[1]
• 長野主膳『市辺忍歯別命山陵考』：1850年(嘉永3年)。『蒲生旧地考』より。市辺皇子山陵考。市辺皇子御陵考。市辺押磐皇子山陵考。国書データベース・茨城大学附属図書館[2]。国書データベース宮内庁書陵部[3]。滋賀県立図書館[4]
• 長尾名鳥『追考』：長野主膳『市辺皇子山陵考』をもとに現地調査した。
• 内池永年『市辺皇子陵考』：東京大学文学部国文学研究室本居文庫。

• 「市辺皇子墓略図地名」：図書寮文庫。
• 「市辺押磐皇子（履中天皇皇子）陵墓調査」：1926年(昭和1年)。宮内公文書館
• 「市辺押磐尊後宮譜証註」：宮内公文書館
• 「陵墓資料（考説・考証資料）履中天皇皇子磐坂市辺押磐皇子墓来田渡旧地考証資料」：宮内公文書館。
• 「市辺皇子陵図」：東京大学文学部国文学研究室本居文庫。音羽西古墳。