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菩提樹院は、後一条天皇の菩提寺。陵墓護持寺院。後一条天皇は1036年(長元9年)に崩御し、神楽岡の東麓で火葬された。葬儀の様子は『左経記』に詳しく記されている。いったん京都・浄土寺に遺骨を納められたが、母の上東門院藤原彰子が火葬所に菩提樹院を創建し、そこに御堂を建立して陵墓となった。その後、寺院は廃絶した。文久の修陵で跡地が「御火所」として整備され、1889年(明治22年)に陵墓と指定した。(文久山陵図230)
後一条天皇陵 拝所(菩提樹院跡)