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葛原岡神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年1月15日 (土)
葛原岡神社(くずはらおか・じんじゃ)は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある日野俊基を祀る霊社。南朝人物旧跡。日野家旧跡。日野俊基墓の近くにある。
1331年、後醍醐天皇の討幕計画が露見した元弘の変で、天皇側近の日野俊基は鎌倉幕府に捕まり、京都から鎌倉に連行され、1332年6月3日、この葛原岡(くずはらがおか)で斬首された。 現在、葛原岡にある墓塔(宝篋印塔)は明治以後に他の場所から移されたものという。 神社の創建は1888年という(現地由緒書)。1884年の従三位の贈位が創建のきっかけか。 本社や墓碑のほか、合鎚稲荷社、終焉之地碑、藤原仲能墓跡碑などがある。 (『日本歴史地名大系』ほか)