ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
長門・東光寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年8月20日 (土)
東光寺(とうこうじ)は、山口県萩市にある、毛利家の菩提寺である。黄檗宗の三大叢林の一つ。(参考:同名寺院東光寺)
1691年(元禄4年)、毛利吉就が恵極道明(瑞聖寺3世)を招いて創建した。寺領850石を与えた。京都万福寺を模した七堂伽藍が整備された。総門、三門、鐘楼、大雄宝殿などがある。毛利家東光寺墓地があり、5人の藩主が葬られている。
山口藩(萩藩)の内乱で刑死・自害などで殉難した甲子殉難十六烈士の墓(招魂墓)が1889年(明治22年)10月に建立されている。十六烈士は次の通りである。益田親施、国司親相、福原元僴、竹内正兵衛、中村九郎、佐久間左兵衛、清水清太郎、周布政之助、宍戸真澂、渡辺内蔵太、楢崎弥八郎、山田亦介、大和弥八郎、前田孫右衛門、松島剛蔵、毛利登人である。また香川半助、冷泉五郎、桜井三木三の墓もある。