出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2019年1月11日 (金)
難波宮(なにわのみや)は、摂津国(大阪府大阪市中央区)にあった皇宮。孝徳天皇の難波長柄豊碕宮(前期難波宮)として設けられ、のちに都城が建設され、難波京を形成した(後期難波宮)。
孝徳天皇時代の伝承地としては大阪府大阪市北区の豊崎神社があるが、考古学では大阪府大阪市中央区の難波宮跡公園の地にあったと考えられている。
平安時代から鎌倉時代まで天皇即位に際して難波で八十島祭が行われており、難波宮行幸と関連して捉える説もある。