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山国護国神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
山国護国神社
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'''山国護国神社'''は、京都府京都市右京区京北辻町清水谷(丹波国桑田郡)にある[[招魂社]]。祭神は戊辰戦争から第二次大戦までの戦没者173柱。[[山国神社]]の近くにある。薬師堂に隣接。[[官祭招魂社]]、[[指定外護国神社]]。'''山国招魂社'''、'''薬師山招魂社'''、''''薬師山招魂場'''、''辻招魂社'''とも。 == 歴史 == 明治1年、山陰道鎮撫総督の西園寺公望の檄文に応じて山国郷から83人が維新政府の東征軍に加わった。山国隊と呼ばれた。 うち35人は鳥取藩軍に加わり、中山道を経て江戸に向かう途中、4月22日、壬生、安塚の戦いで3人が戦死。江戸でも犠牲者を出した。 山国隊は明治2年2月に凱旋。薬師山に7人の霊を祀ったのが起源。 明治5年10月、山国隊元隊長らが創建したともいう。 『靖国神社誌』では明治2年2月創建とある。 『もりのしげき』では「薬師山私祭招魂社」とあるが、その後、「官祭薬師山招魂社」などとある。 配布の由緒書では当初は「丹波山国薬師山招魂場」と称したという。 [[官修墳墓]]と思われる[[山国隊墓地]]がある。 [[category:京都府]]
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