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飯道山
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
飯道山
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'''飯道山'''(はんどうざん)は滋賀県甲賀市にある霊山。[[熊野信仰]]にゆかり深い。[[飯道寺]]・[[飯道神社]]がある。[[東大寺関連旧跡]]の一つ。標高664m。 [[飯道寺梅本院|梅本院]]と[[飯道寺岩本院|岩本院]]は[[修験道]][[当山派]]の[[正大先達]]の一つで[[十二正大先達]]の一つだった。 ==歴史== *天正9年:織田信長、飯道山に登って国見をした(信長公記) *慶長13年10月1日:応其、飯道寺で死去。 *1650年再建。 *明治4年:神仏分離 *明治15年頃:本覚院、飯道寺と称す。 *昭和7年12月14日:測量 *昭和50年解体修理。 ==山上== *[[飯道神社]]:1650年再建。昭和50年解体修理。1038点の懸仏が発見された。慶安2年11月銘の擬宝珠がある。 *[[飯道寺]]本堂:本尊は[[薬師如来]]・日光・月光・十二神将。また阿弥陀仏・不動明王・役小角などもまつっていた。廃絶。薬師・日光月光十二神将は信楽町長野の浄土宗大日寺に伝わる。跡地に社務所がある。本地堂、薬師堂とも。 *行者堂:本尊は役小角。現在は社務所の隣の護摩堂跡にある。あるいは護摩堂が転用されたか。経蔵として用いられたこともあるという。聖宝などもまつる。 *楼門:廃絶。今は鳥居がある。 *東照宮: *元三大師堂: *[[飯道山・応其墓|応其墓]]:梅本院にある。明治31年32年ごろ調査したところ、地下に石室があったという。 *宝蔵: *墓地: *金亀水 *弁天堂:古縁起にある天女にあたると思われ地主神と考えられるという。 *地蔵堂 *浴室 *熊野岩:鳥居の足元にある? *鏡の大岩:上に役行者石像がある。手前に宝篋印塔(文禄5年3月13日銘)がある。 *井戸 *山王権現:「飯道山惣絵図」に記載あり。明治18年・19年頃、破壊された。明治43年4月15日、飯道神社本社に合祀。 *白山権現:「飯道山惣絵図」に記載あり。大正3年6月3日、飯道神社本社に合祀。 *福満権現:「飯道山惣絵図」に記載あり。 *真蔵権現:「飯道山惣絵図」に記載あり。 *蔵王権現:「飯道山惣絵図」に記載あり。 *白髭神社:明治43年4月15日、飯道神社本社に合祀。のち再建か。 *東地蔵堂 *西地蔵堂 *護摩堂 *観音堂 *普賢堂 *大師堂 *聖徳太子堂 *金剛童子堂 *鐘楼 *経蔵 ===行場=== *天狗の岩 *不動の押し分け岩 *平等岩 *蟻の塔渡り *胎内くぐり *鐘掛け岩 *東の覗き:西にあるのになぜか「西の覗き」ではない。 *不動登り岩? ==子院== *近江国輿地志略成立の享保年間には梅本院と岩本院のみ住僧がいたという。 *[[飯道寺梅本院|梅本院]]:五院の一つ。修験道当山派の正大先達の一つで十二正大先達の一つ。廃絶。[[熊野三山]]の[[新宮庵主]]を兼務した。 応其墓がある。 *[[飯道寺岩本院|岩本院]]:五院の一つ。[[修験道]][[当山派]]の[[正大先達]]の一つで[[十二正大先達]]の一つ。「岩本惣坊」。 *古庵室:五院の一つ。「古庵室惣坊」。 *鳥居坊:五院の一つ。「鳥居院惣坊」。 *水本坊:五院の一つ。 *常応院:水本院内。 *戒定院: *寿命院:古庵室内。地下室風のものがあるという。 *智積院:古庵室内。 *不動院:古庵室内。 *顕性坊:古庵室内。 *戒光院: *行満院:古庵室内。行満坊。 *宝乗院: *吉祥院: *大善院: *円光院: *恵応院: *金剛院:鳥居坊内。 *定光院: *松寿院: *戒乗院:梅本院内 *西方院:岩本院内 *法乗院:鳥居坊内。 *寿量院:鳥居坊内。 *定泉坊:鳥居坊内。 *化城院:水本院内。 *常楽院:水本院内。 *大蔵坊:水本院内。 *実蔵坊:水本院内。 ==宮町登山口== *宮町登山口:西側 *鳥居 *駐車場 *鳥居 *白髪神社 *地蔵宿 ==三大寺登山口== *三大寺登山口:東側 *現・飯道寺 *日吉神社 *合流点:百町登山口(南東)と合流 *休憩所 *岩壺不動尊 *杖の権現:社殿の前の拝殿が休憩所となっている。 *山頂:「古権現」と称す。最初に影向したところという。標高664m。 ==周辺・関連旧跡== *[[紫香楽宮]]:飯道神社は紫香楽宮の鬼門除けとも。 *[[金勝寺]]:飯道寺創建以前は金勝寺が飯道山を管理していたとも。 *[[綿向神社]]:飯道寺が綿向修験を管轄。 *飯道神社:湖南市針。里宮 *[[東大寺・飯道神社]]:[[東大寺二月堂]]鎮守 ==画像== <gallery widths="300" heights="300" perrow="3"> file:飯道山・1参道-01.jpg| file:飯道山・1参道-02.jpg| file:飯道山・1参道-03.jpg| file:飯道山・1参道-04.jpg| file:飯道山・1参道-05.jpg| file:飯道山・1参道-06.jpg| file:飯道山・1参道-07.jpg| file:飯道山・1参道-08.jpg| file:飯道山・1参道-09.jpg| file:飯道山・1参道-10.jpg| file:飯道山・1参道-11.jpg| file:飯道山・1参道-12.jpg| file:飯道山・2参道-01.jpg| file:飯道山・2参道-02.jpg| file:飯道山・2参道-03.jpg| file:飯道山・2参道-04.jpg| file:飯道山・2参道-05.jpg| file:飯道山・2参道-06.jpg| file:飯道山・2参道-07.jpg| file:飯道山・2参道-08.jpg| file:飯道山・2参道-09.jpg| file:飯道山・2参道-10.jpg| file:飯道山・2参道-11.jpg| </gallery> ==資料== *古縁起:南北朝から室町時代。[https://dl.ndl.go.jp/pid/9569103/1/37] *承応縁起:近世初頭作。承応3年4月とある。[https://dl.ndl.go.jp/pid/9569103/1/35] *近江国輿地志略 *東海道名所図会 *「江州飯道寺山粧之図」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9569103/1/28] *飯道寺全図:大永6年とあるが偽書か。 *飯道寺本原紀巻:弘治3年。偽書か。 *「飯道山惣絵図」 *1974『滋賀県史蹟調査報告5』「飯道山」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9569103/1/26] *昭和7年測量復元図[https://dl.ndl.go.jp/pid/9569103/1/28] *1957『信楽町史』「飯道山の興隆」[https://dl.ndl.go.jp/pid/3014126/1/48][https://dl.ndl.go.jp/pid/9571717/1/48] *高岡功1972「江州飯道山行者講」[https://dl.ndl.go.jp/pid/4430827/1/9] *「重要文化財飯道神社本殿修理工事報告書』[https://dl.ndl.go.jp/pid/12678496] *『近江甲賀郡誌 下巻』「飯道神社」[https://dl.ndl.go.jp/pid/9571141/1/65] [[Category:滋賀県|*]]
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