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エチミアジン大聖堂
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
エチミアジン大聖堂
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'''エチミアジン大聖堂'''(Etchmiadzin Cathedral, Mother Cathedral of Holy Etchmiadzin)は、[[キリスト教]][[アルメニア使徒教会]]の'''カトリコス主教座'''(教団本部)がある大聖堂。アルメニア共和国ヴァガルシャパトにある。同国最古のキリスト教教会。[[ゲハルト修道院]]から見つかった[[聖槍]]やノアの方舟の木片などを所蔵する。 アルメニア使徒教会の開祖で、キリスト教を国教にさせた「'''開明者'''(啓蒙者)」(イルミネーター、ルサヴォリッチ)'''聖グレゴリウス'''(グレゴリオス、グレゴール)が、国教化直後の西暦303年に創建。彼が見た、キリストが降臨して黄金の槌で地面を叩くと教会が現われた霊夢に従ったものという。「エチミアジン」は「神の子の降臨」を意味する。 現在の石造伽藍は7世紀建造のものが基礎となっている。カトリコス主教の宮殿、主教庁、博物館、大学、図書館などがある。現代建築の門がある。 [[category:アルメニア共和国アルマヴィル州]]
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