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筑前遠賀・春日神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
筑前遠賀・春日神社
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'''春日神社'''(かすが・じんじゃ)は、福岡県北九州市八幡西区藤田にある[[春日信仰]]の神社。[[県社]]。祭神は[[武甕槌命]]・[[経津主命]]・[[天津児屋根命]]・比売神・黒田孝高・黒田長政など。[[領主奉斎神社]]。 == 歴史 == [[神武天皇]]が豊前国から筑前国の岡水門へ進幸した時、天種子命に命じて天津児屋根命を祀ったのが起源とも、花尾城主麻生氏が氏神を祀ったのが起源ともいう。'''鳥野春日社'''とも呼ばれたが、『三代実録』記載の筑前国の「鳥野神」に比定する説もある。慶長年間(1596-1615)黒崎城主井上之房が現在地に遷座。福岡藩を揺るがせた御家騒動・黒田騒動が起きた時、井上之房が黒田長政の神霊を相殿に祀って'''黒田大明神'''としたという。之房の考えはよく分からないが、長政の霊に家の安寧を願ったのだろうか。1937年(昭和12年)4月県社昇格。(日本歴史地名大系) [[category:福岡県]]
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