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太平興国寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
太平興国寺
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'''太平興国寺'''は中国[[開封]]にあった寺院。[[奝然]]が滞在。[[龍興寺]]が前身。後周955年に廃絶。宋977年に復興し元号から太平興国寺と名付けられた。境内に訳経院(のち伝法院と改称)、印経院が建てられた。1072年、日本の成尋・頼縁が伝法院に滞在。1119年に廃絶。[[元号寺]]。 印経院で出版されたのが宋代の印刷大蔵経の先駆けとなった『蜀版大蔵経』である。(参考:同名寺院[[興国寺 (同名)]]) 978年、江西省袁州・山西省平陽府翼城県・同安邑県・同太原府[[五台山]](現五郎廟)・江蘇省鐘山(現[[霊谷寺]])・河北省開州・河南省開封府中牟県・同尉氏県・安徽省泗州などにも同名寺院が設けられた。 [[category:中華人民共和国河南省]]
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