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安楽寿院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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[[鳥羽離宮]]の付属寺院。[[鳥羽天皇]]と[[近衛天皇]]の菩提寺。京都府京都市伏見区。真言宗智山派。 保延3年(1137)、鳥羽天皇が鳥羽離宮の東殿を改めて寺とし、[[阿弥陀如来]]を祭り、翌年、覚行法親王(史上初の法親王)を導師として開創した。保延5年、五重宝塔(本御塔)を建立し、卍字阿弥陀を祭った。卍字阿弥陀は現在本堂に遷されている。本御塔は[[鳥羽天皇陵]]となった。 皇后陵として建てられた新御塔は[[近衛天皇陵]]となった。 天正13年(1585)に[[豊臣秀吉]]が寺領を寄進し、復興した。 [[鳥羽天皇陵]]と[[近衛天皇陵]]がある。 (金岡秀友、昭和56『古寺名刹大辞典』) == 子院 == *前松院 *玉蔵院 *金蔵院 *宝珠院 *福音院 *慈尊院 *明照院 *妙音院 *千手院 *遍照院 *宝光院 *大善院 ==組織== === 歴代住職 === *1雲専()<>:中興 *2専覚()<>: *3専教()<>: *4専戒(1640-1710)<>:[[智積院]]10世。 *5玄敬()<>: *6実元()<>: *7法船()<>: *8法明()<>: *9亮賢()<>: *10実深()<>: *11亮淳()<>: *12覚鳳()<>: *13亮泰()<>: (富田学純『新義真言宗史』[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/819446/109]) [[category:京都府]]
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