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僧録司
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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'''僧録司'''は、僧尼の登録や住職の任免などを管轄する、中国歴代王朝の官庁。僧録は、その長官。日本では、[[禅宗]]など、一部の宗派に置かれた。江戸時代の[[触頭]]制度の基礎となり、その異称としても使われた。 ==中国== *[[大興隆寺]]:明代。 *[[大隆善寺]]:明代。 == 日本 == *臨済宗僧録:五山派を管轄 **[[相国寺鹿苑院]]:室町時代に設置。 **[[南禅寺金地院]]:江戸時代に鹿苑院から移された。 *新義真言宗僧録 **[[江戸・護持院]]:隆光が任命されたのが始まり。のちに廃止? *浄土宗僧録 **[[増上寺]] *曹洞宗大僧録 **[[総寧寺]]:[[関三刹]] **[[龍穏寺]]:関三刹 **[[大中寺]]:関三刹 **[[可睡斎]]:東海道大僧録。三河、遠江、駿河、伊豆を管轄。 [[Category:系譜記事]]
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