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関大明神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
関大明神社
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'''関大明神社'''(せきだいみょうじんしゃ)は大阪府三島郡島本町山崎(摂津国三島郡)にある[[道祖神信仰]]の神社。祭神は[[大己貴命]]・[[天児屋根命]]。摂津国と山城国の境界に位置する。現在も大阪府と京都府の府境に位置する。[[堺祭旧跡]]。国をまたがって存在した大山崎郷の一部で、[[離宮八幡宮]]に近い。'''関戸大明神'''、'''関明神祠'''ともいう。 == 歴史 == 『延喜式』にある疫神祭を行う「畿内堺十処」の一つだったと思われる。その名の通り、関所の神だったのだろう。 祭神の異説として[[伯耆大山]]の神である[[大神山神社|大智明神]]が挙がる。1398年(応永5年)成立の『大山寺縁起』によると、1094年(嘉保1年)、強訴のため大智明神の神輿を奉じて上洛した[[伯耆・大山寺]]の衆徒が、排撃されこの地に落ち延びた時、「山崎関戸ノ宮」に神輿を捨てて敗走したという。既にあった境界の神に大智明神が合祀されたのかもしれない。(日本歴史地名大系) [[Category:大阪府]]
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