ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。

造化大神宮

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2022年2月3日 (木)

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
1行: 1行:
[[file:神理教・造化大神宮・社殿 (1).jpg|thumb|400px|造化大神宮]]
[[file:神理教・造化大神宮・社殿 (1).jpg|thumb|400px|造化大神宮]]
-
'''造化大神宮'''は福岡県北九州市小倉南区徳力にある神社。[[神理教本院]]にあるが、[[神理教]]開教以前からあったとされる。
+
'''造化大神宮'''は福岡県北九州市小倉南区徳力にある[[造化三神]]を祀る神社。[[神理教本院]]にあるが、[[神理教]]開教以前からあったとされる。'''造化天神社'''。'''天在諸神祠'''。'''造化宮'''。
-
祭神は[[造化三神]]を中心とした天在諸神18柱。あるいは正殿が別天神・神世七代、左殿が天照皇大神、右殿が豊受媛神・歳徳神ともいう。全国の疫病の平癒祈願のため、履中天皇の命で12世物部伊美岐が九州に下り、この地に神籬を立て、天在諸神を祀ったのが始まりという。現在地の南400mにある徳力山(現在の小嵐山)にあった。16世物部兄奇は雄略天皇の病を治した功績で巫部氏の姓と日月五星の紋を賜り、豊国巫部の始まりとなった。1569年(永禄12年)豊前松山城主杉氏が再建。1598年(慶長3年)3月、小倉藩主森吉成(毛利勝信)再建。小倉藩主細川忠興は祈願して病気が平癒したため、社殿を再建し、京都嵐山から桜の木を移植。徳力山は嵐山、小嵐山と呼ばれるようになったとみられる。細川家の転封の後、衰退。慶安年間に現在地に遷座したという。77世佐野経彦が神理教を開いた時に新たに社殿を設けて神理教の奥宮と位置付けられた。1903年(明治36年)再建。1994年(平成6年)4月、再建。731年(天平3年)銘の神鏡がある。造化天神社。天在諸神祠。造化宮。
+
祭神は造化三神を中心とした天在諸神18柱。あるいは正殿が[[別天神]]・[[神世七代]]、左殿が[[天照皇大神]]、右殿が[[豊受媛神]]・[[歳徳神]]ともいう。全国の疫病の平癒祈願のため、[[履中天皇]]の命で12世物部伊美岐が九州に下り、この地に神籬を立て、天在諸神を祀ったのが始まりという。現在地の南400mにある徳力山(現在の小嵐山)にあった。16世物部兄奇は[[雄略天皇]]の病を治した功績で巫部氏の姓と日月五星の紋を賜り、豊国巫部の始まりとなった。1569年(永禄12年)豊前松山城主杉氏が再建。1598年(慶長3年)3月、小倉藩主森吉成(毛利勝信)再建。小倉藩主細川忠興は祈願して病気が平癒したため、社殿を再建し、京都嵐山から桜の木を移植。徳力山は嵐山、小嵐山と呼ばれるようになったとみられる。[[細川家]]の転封の後、衰退。慶安年間に現在地に遷座したという。77世佐野経彦が神理教を開いた時に新たに社殿を設けて神理教の奥宮と位置付けられた。1903年(明治36年)再建。1994年(平成6年)4月、再建。731年(天平3年)銘の神鏡がある。
<gallery widths="200" heights="150" perrow="3">
<gallery widths="200" heights="150" perrow="3">

2022年2月3日 (木) 時点における最新版

造化大神宮

造化大神宮は福岡県北九州市小倉南区徳力にある造化三神を祀る神社。神理教本院にあるが、神理教開教以前からあったとされる。造化天神社天在諸神祠造化宮

祭神は造化三神を中心とした天在諸神18柱。あるいは正殿が別天神神世七代、左殿が天照皇大神、右殿が豊受媛神歳徳神ともいう。全国の疫病の平癒祈願のため、履中天皇の命で12世物部伊美岐が九州に下り、この地に神籬を立て、天在諸神を祀ったのが始まりという。現在地の南400mにある徳力山(現在の小嵐山)にあった。16世物部兄奇は雄略天皇の病を治した功績で巫部氏の姓と日月五星の紋を賜り、豊国巫部の始まりとなった。1569年(永禄12年)豊前松山城主杉氏が再建。1598年(慶長3年)3月、小倉藩主森吉成(毛利勝信)再建。小倉藩主細川忠興は祈願して病気が平癒したため、社殿を再建し、京都嵐山から桜の木を移植。徳力山は嵐山、小嵐山と呼ばれるようになったとみられる。細川家の転封の後、衰退。慶安年間に現在地に遷座したという。77世佐野経彦が神理教を開いた時に新たに社殿を設けて神理教の奥宮と位置付けられた。1903年(明治36年)再建。1994年(平成6年)4月、再建。731年(天平3年)銘の神鏡がある。

http://shinden.boo.jp/wiki/%E9%80%A0%E5%8C%96%E5%A4%A7%E7%A5%9E%E5%AE%AE」より作成

注意事項

  • 免責事項:充分に注意を払って製作しておりますが、本サイトを利用・閲覧した結果についていかなる責任も負いません。
  • 社寺教会などを訪れるときは、自らの思想信条と異なる場合であっても、宗教的尊厳に理解を示し、立入・撮影などは現地の指示に従ってください。
  • 当サイトの著作権は全て安藤希章にあります。無断転載をお断りいたします(いうまでもなく引用は自由です。その場合は出典を明記してください。)。提供されたコンテンツの著作権は各提供者にあります。
  • 個人用ツール