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風土記所載神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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== 常陸国風土記 == | == 常陸国風土記 == |
2019年4月24日 (水) 時点における版
風土記所載神社は713年(和銅6年)の命で国ごとに編纂された地誌『風土記』に掲載された神社。特に『出雲国風土記』には多くの神社が列挙されている。常陸国、出雲国、播磨国、豊後国、肥前国の風土記が現存し「五風土記」と呼ばれる。朝廷側主導で編纂されたものと、在地主導で編纂されたものとで収録内容の傾向に差があるといわれる。『出雲国風土記』だけが完本で、その他は逸文が伝わる。他にも断片的に伝わるものが30国ほどあるという。江戸時代にも「風土記」の名を持つ地誌が多数作られたが別物。風土記所載寺院も参照。
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