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チベット仏教カギュ派
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年5月27日 (土)
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- | + | '''カギュ派'''は、マルパと、チベットの詩聖とされる'''ミラレパ'''を開祖とする、[[チベット仏教]]の宗派。[[ニンマ派]]、カギュ派、[[サキャ派]]、[[ゲルク派]]の四大宗派の一つ。支流である[[カルマ流]]を事実上代表とする。同流は、転生僧制度を創始し、各派に広めた。支流[[ドゥク派]]は、[[ブータン王国]]の事実上の国教である。また支流[[パクモドゥ流]]([[デンサティル寺]])は、[[ゲルク派]]の[[ダライ・ラマ政権]]が成立する前は、チベットの政権を握っていた。 |
2023年5月27日 (土) 時点における最新版
カギュ派は、マルパと、チベットの詩聖とされるミラレパを開祖とする、チベット仏教の宗派。ニンマ派、カギュ派、サキャ派、ゲルク派の四大宗派の一つ。支流であるカルマ流を事実上代表とする。同流は、転生僧制度を創始し、各派に広めた。支流ドゥク派は、ブータン王国の事実上の国教である。また支流パクモドゥ流(デンサティル寺)は、ゲルク派のダライ・ラマ政権が成立する前は、チベットの政権を握っていた。