ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
アードゥル・グシュナースプ
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年4月23日 (日)
(版間での差分)
1行: | 1行: | ||
- | + | '''アードゥル・グシュナースプ'''(アードゥル・グシュナスプ)は、ササン朝[[ゾロアスター教]]の[[三大聖火]]の一つ。戦士階級の守護聖火。ササン朝中期以後、国家的に特に重視され、中心的聖地となった。 | |
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
+ | 伝説王カイ・フスラウが[[アゼルバイジャン]]で叙任したとされる。皇帝バフラーム5世以降、末代ヤズデギルド3世を除き、全ての皇帝が即位に際し、参詣した。 | ||
+ | [[ガンザク]](シーズ)にあったとされ、現在、都市の跡はタフテ・ソレイマーン遺跡として残っている。943年までは灯されていたことが史料に残るが、その後の消息は不明。 | ||
ガンザクはもと異教の神殿があったところに、第20代皇帝ホスロー1世がゾロアスター教の神殿を建てたとも伝わる。 | ガンザクはもと異教の神殿があったところに、第20代皇帝ホスロー1世がゾロアスター教の神殿を建てたとも伝わる。 | ||
+ | ==旧跡一覧== | ||
+ | *[[ガンザク神殿]] | ||
- | [[ | + | [[category:イラン共和国|*]] |
2017年4月23日 (日) 時点における最新版
アードゥル・グシュナースプ(アードゥル・グシュナスプ)は、ササン朝ゾロアスター教の三大聖火の一つ。戦士階級の守護聖火。ササン朝中期以後、国家的に特に重視され、中心的聖地となった。
伝説王カイ・フスラウがアゼルバイジャンで叙任したとされる。皇帝バフラーム5世以降、末代ヤズデギルド3世を除き、全ての皇帝が即位に際し、参詣した。 ガンザク(シーズ)にあったとされ、現在、都市の跡はタフテ・ソレイマーン遺跡として残っている。943年までは灯されていたことが史料に残るが、その後の消息は不明。 ガンザクはもと異教の神殿があったところに、第20代皇帝ホスロー1世がゾロアスター教の神殿を建てたとも伝わる。