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朱雀院・隼神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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'''隼神社'''(はやぶさ・じんじゃ)は、京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町にある神社。官社。[[南都・隼神社]]の分社とされる。'''隼社'''。 | '''隼神社'''(はやぶさ・じんじゃ)は、京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町にある神社。官社。[[南都・隼神社]]の分社とされる。'''隼社'''。 | ||
- | 『三代実録』によると、860年6月15日条に神階無位から従五位下に昇った記事があるが、「後院無位隼神」と書かれていることから、この時点には当時の後院である[[朱雀院]] | + | 『三代実録』によると、860年6月15日条に神階無位から従五位下に昇った記事があるが、「後院無位隼神」と書かれていることから、この時点には当時の後院である[[朱雀院]]内にあったとみられ、朱雀院の復元研究により、西南角に石神明神([[朱雀院・石神神社]])と共にあったと推定されている。これは現在の壬生花井町の南西に当たる。のち左京四条坊内坊城小路に遷座。1920年、[[梛神社]]境内に遷座した。旧地に石碑が残る。(日本歴史地名大系ほか) |
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2023年10月14日 (土) 時点における版
隼神社(はやぶさ・じんじゃ)は、京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町にある神社。官社。南都・隼神社の分社とされる。隼社。
『三代実録』によると、860年6月15日条に神階無位から従五位下に昇った記事があるが、「後院無位隼神」と書かれていることから、この時点には当時の後院である朱雀院内にあったとみられ、朱雀院の復元研究により、西南角に石神明神(朱雀院・石神神社)と共にあったと推定されている。これは現在の壬生花井町の南西に当たる。のち左京四条坊内坊城小路に遷座。1920年、梛神社境内に遷座した。旧地に石碑が残る。(日本歴史地名大系ほか)