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振武台雄健神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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+ | 占領軍が去ったのちの1965年(昭和40年)12月、有志の手で発掘された。1970年(昭和45年)11月28日、靖国神社にて昇神祭が行われて、廃絶となった。社殿は存続していたが、1978年(昭和53年)3月に解体された。代わって20分の1の復元模型が製作されて振武台記念館に納められた。2002年(平成14年)に神社跡地の整備が行われた。 | ||
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file:ichigaya-memorial 004.jpg|市ケ谷防衛省構内に残る雄健神社旧社殿 | file:ichigaya-memorial 004.jpg|市ケ谷防衛省構内に残る雄健神社旧社殿 |
2011年9月6日 (火) 時点における版
振武台雄健神社 しんぶだい おたけび じんじゃ | |
概要 | 振武台・陸軍予科士官学校の営内神社。廃絶。 |
所在地 | (埼玉県朝霞市) |
祭神 | |
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振武台雄健神社(しんぶだい おたけび じんじゃ)は、振武台・陸軍予科士官学校の営内神社である。
敗戦時、占領軍の進駐に備えて、霊璽簿を8月16日に奉焼した。続いて、8月20日から25日にかけて、「振武台」碑裏に御神体などを埋納するための穴が掘削された。御剣2体、御鏡2体、その他什器、菊紋章などが埋納された。
占領軍が去ったのちの1965年(昭和40年)12月、有志の手で発掘された。1970年(昭和45年)11月28日、靖国神社にて昇神祭が行われて、廃絶となった。社殿は存続していたが、1978年(昭和53年)3月に解体された。代わって20分の1の復元模型が製作されて振武台記念館に納められた。2002年(平成14年)に神社跡地の整備が行われた。