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大慶寿寺
出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）
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2015年9月19日 (土) 時点における版
大慶寿寺は、中国北京にあった金朝皇室ゆかりの寺院。金5代皇帝の世宗が大定2年（1162）に、当時燕京と呼ばれていた都に創建。玄冥禅師顗公を開山とした。慶寿寺。
明代初期にはのちに永楽帝の軍師となる臨済宗僧侶の姚広孝（独庵道衍）が住職となっていた。
伽藍は廃滅したが、近代まで二つの塔が残っており、双塔寺と呼ばれた。しかし、この塔も1954年に取り壊された（「「長安街」歴史散策」人民中国インターネット版 2009年2月27日）。
参考文献
- 鎌田茂雄、2001『新中国仏教史』大東出版社
