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五方上帝信仰
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | + | 『東洋文庫 漢書郊祀志』解説によると、秦の始皇帝の頃に四畤に黄帝、青帝、赤帝、白帝の名が与えられ、前漢の劉邦が黒帝を加えて、五帝としたのではないかとしている。文帝の時代に渭陽に[[五帝廟]]が築かれた。 | |
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2016年11月23日 (水) 時点における版
五方上帝信仰は、黄青赤白黒の五行を象徴する神々への信仰。黄帝、青帝、赤帝、白帝、黒帝。五帝とも呼ばれる。天地壇以前に重視された皇帝祭祀。
『東洋文庫 漢書郊祀志』解説によると、秦の始皇帝の頃に四畤に黄帝、青帝、赤帝、白帝の名が与えられ、前漢の劉邦が黒帝を加えて、五帝としたのではないかとしている。文帝の時代に渭陽に五帝廟が築かれた。
一覧
- 西畤:前8世紀末に襄公が設ける。
- 〓畤:文公が陝西省岐山付近に設ける。白帝
- 密畤:宣公が設ける。青帝。
- 上畤:霊公が呉山に設ける。赤帝
- 下畤:上畤と同じ。黄帝
- 北畤:黒帝
- 畦畤:前4世紀に設ける。
- 武畤
- 好畤
- 鴻冢山
- 岐山
- 呉山
- 岳山
参考文献
- 『東洋文庫 漢書郊祀志』解説