ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
乙訓・観音寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2018年9月2日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
観音寺(かんのんじ)は、京都府乙訓郡大山崎町にある観音信仰・聖天信仰の真言宗寺院。本尊は十一面千手観音。真言宗系単立。山崎聖天。山号は妙音山。(参考:同名寺院観音寺)
歴史
創建不詳。元は大山崎倉内保にあったという。1681年(天和1年)、木食以空が中興。1682年(天和2年)、勝尾寺から分霊して聖天を祀った。住友・鴻池・三井といった豪商や諸大名の信仰を集めて興隆した。1774年(安永3年)火災。1864年(元治1年)の禁門の変で焼失。廃絶した西観音寺本堂を移築して本堂とした。のち聖天堂も再建された。 『観音寺日譜』は1746年(延享3年)から1890年(明治23年)までの日記で、近世記録として貴重。 (日本歴史地名大系)
伽藍
- 本堂
- 聖天堂
- 光明殿:旧聖天堂。仁和寺から移築したもの。