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丹生川上神社上社元宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2015年9月8日 (火) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
丹生川上神社 上社 元宮 にう かわかみ じんじゃ かみしゃ もとみや | |
現在の丹生川上神社上社から望む旧鎮座地(水没前) | |
概要 | 丹生川上神社上社の旧鎮座地。 |
奉斎 | 高〓神 (『神道大辞典』) |
所在地 | 奈良県吉野郡川上村迫 |
所在地(旧国郡) | 大和国吉野郡 |
所属(現在) | |
格式など | |
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目次 |
概要
丹生川上神社上社元宮(にうかわかみじんじゃ・かみしゃ・もとみや)は、奈良県吉野郡川上村にあった、丹生川上神社上社の旧鎮座地の呼称。発掘調査で縄文時代の祭祀遺跡や平安時代の社殿基壇が発見された。同神社はダム建設による沈没のため高台に遷座した。宮の平遺跡。
昭和34年(1959)の伊勢湾台風が甚大な被害をもたらしたことを機に、37年に大滝ダム建設計画が始まった。紆余曲折の末、集落の移転が決まり、神社は平成10年(1998)3月に現在地に遷座。旧地を県立橿原考古学研究所が調査したところ、平安時代の社殿の基壇が出土し、さらに縄文時代中期に遡る祭具も発掘された。ダムは平成25年(2013)に竣工し、遺跡とともに元宮の地は水没した。
現在の上社に元宮遥拝所がある。
画像
参考文献
- 土岐昌訓 平成7「旧官国幣社と延喜式内社」『神社史の研究』