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カラブシャ神殿
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2015年1月25日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
カラブシャ神殿(カラブシヤ神殿、Temple of Kalabsha)は、エジプト南部ヌビア地方タルミスにあった、豊穣神マンドゥリス(Mandulis,メル・ウェル,Merwel)を祀る神殿。デドウェン神殿が付属する(ともに移築)。
アスワンから南50kmの古代都市タルミスにあったが、アスワンハイダム建設で水没するため、遺跡はナセル湖に浮かぶニューカラブシャ島(アスワンから南14km)に移築された。同島にはカラブシャ神殿のほか、ゲルフフセイン神殿の一部、ベイトエルワリ神殿、ケルタシ神殿が移築されている。 また移築支援への返礼として門の一つがドイツに寄贈され、ベルリンのエジプト博物館に移築された。
本来の(移築前の)所在地は未確認だが、仮にアスワン県所在としておく。