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古代ギリシアの宗教
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2015年6月25日 (木) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
目次 |
概要
古代ローマの宗教とも関連する。
歴史
アーカイック時代(BC7世紀-BC479)
都市国家(ポリス)が成立する。主要な神々の神域はこの時代に成立した。デルホイ、オリンピア、ネメア、アルゴス、エレトリア、イストミアなどがある。ヘシオドスがギリシア神話の古典『神統記』を記す。
紀元前499年、ペルシア戦争が始まり、紀元前479年に勝利するまで続く。
古典時代(BC479-BC338)
紀元前478年、アテネは外敵に備える名目で、都市国家を糾合してデロス同盟を結成。その結果紀元前469年にはペルシアを負かし、やがて戦争の危機は去る。ところがデロス同盟は継続し、前454年に同盟の金庫がアテネに移され、事実上アテネが諸都市を支配するような形になる。パルテノン神殿はこのデロス同盟の資金で造られた。
前431年、これに対抗したスパルタはアテネとペロポネソス戦争を起こす。前404年、アテネは敗れる。
ヘレニズム時代(BC338-BC146)
マケドニア帝国が支配する時代である。マケドニアの台頭を恐れた都市国家は連合して戦争を仕掛けるが、前338年に敗北。マケドニアの支配権が広がる。前336年にアレキサンダー大王が即位する。各地で侵略戦争を繰り返し、323年に崩御するまで広大な版図を築いた。
ローマ帝国時代(BC146-)
ネロ、ハドリアヌスなどの皇帝がギリシア文化を好んだ。特にハドリアヌスがオリンピアのゼウス神殿を建設するなどした。
文明の終焉
神々と信仰系譜